◆ 実地指導とは ◆
実地指導とは、介護事業所のサービス向上のために行われる、行政による指導のことです。
誰が | 行政 (都道府県や市町村) |
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いつ | 介護保険施設については、原則2年に1回 介護サービス事業者※1については、原則3年に1回 (※1みなし指定の介護サービス事業者を除く) |
何のために | 介護事業サービスの向上のため |
何をするのか | 必要な書類を残しているか / 介護のルールを守っているか / 記録を残しているか 適切な施設運営が出来ているか、などを細かく確認する |
→不備がある場合、改善の指示を受けます。最悪の場合、指定の取り消しに至る可能性もありますので、注意が必要となります。
◆ 指導と監査 ◆
『指導』にはいくつか種類があり、また混同しやすい『監査』という制度もあります。
ここでは、『指導』と『監査』について詳しく解説します。
<集団指導と実地指導>
◎集団指導
介護事業者を一か所に集め、講習形式で行う指導のことです。
→介護制度改正・介護サービスの取り扱いなどを事業者に周知させることを目的とします
◎実地指導
行政の職員が介護事業所に出向き、書類や記録などを確認して行う指導のことです。
→「運営指導」と「報酬請求指導」の二種類に分けられます
<運営指導と報酬請求指導>
◎運営指導
事業者のサービスの質を担保するための指導のことです。
→高齢者への虐待を防ぐ、といった目的を有します
◎報酬請求指導
不正な請求を防ぐための指導のことです。
→報酬基準に基づいた必要な体制が確保されているか、などを確認します
<監査となる場合>
- 利用者、もしくは内部からの通報があった場合
- 実施指導の際に著しく不適切な点が見受けられた場合
→指定取り消しなどの処置が必要かどうかを判断するための、厳しい検査です
◆ 杉田会計の実地指導対策支援(法令遵守コンサルティング)内容 ◆
行政による実地指導は負担が大きく、仮に手違いがあった場合監査に発展するというコンプライアンスリスクでもあります。弊社では、下記の2点を徹底することで、事業主様を強力にサポート致します。
申請状況の確認 | 事前提出が必要な書類などがあります。 提出もれが無いよう、弊社がサポート致します。 |
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利用者ファイルの確認 | 実地指導において指摘されやすいポイントを中心に、 帳票チェックポイントの項目を確認致します。 |
<サービスの流れ>
- 現状診断
ヒアリングや、実地指導の際に必要となる書類のチェックなどを行い、
御社の現状を診断させて頂きます。
↓ - 結果報告書
診断結果は報告書にまとめてお伝えいたします。
その際、現状の問題点や実地検査が来た際の注意事項なども合わせてご説明致します。
↓ - 再確認
1. 2. において改善ポイントがあった場合、一定期間後に再度診断させて頂きます。
改善ポイントをしっかりと解消し、実地検査に備えます。
↓ - 定期巡回
実地検査後も定期的にお伺いし、ヒアリングを行います。
事業者の皆様と長くお付き合いしていただけるよう、努力して参ります。